おじいちゃんになりたい
私の将来の夢は、かっこよくてチャーミングなおじいちゃんになること。
これはまああくまでイメージの話なのだけど。
顔はしわくちゃなのにいつも品のある服を纏って、出掛ける時はハットをぽすっとかぶり、よく使い込まれた革のカバンと靴を身につけ、ひとりでふらりと喫茶店に行って、コーヒーを一杯だけ飲むのが日課の。
家には古い焦茶色の書斎があって、年季の入った本や文房具がそれはそれはたくさん置いてあって、いつもそこで静かに本を読んだり書きものをしているような。
多くは語らないけれど、亡くなった後、使っていたノートを残された家族が開いて、おじいちゃんすごいね、としみじみ懐かしんでもらえるような。
そういうおじいちゃんみたいな人になりたい。それが夢。
だから日常生活でふと出会うおじいちゃんが素敵なハットをかぶっていたり、すっごく優しい笑顔で笑いかけてくれたりしたら、それだけでもんのすごくときめいてしまう。
このなりたいおじいちゃん像は、私の中での人生のテーマになっていて、近頃は何を選ぶにしても「これはかっこいいおじいちゃんが持っていそうかな?」という視点で選んでいる。
映画や本の中で好みのおじいちゃんを見つけると「師匠、、、!」と嬉しくなる。
例えば、ノーマン・ロックウェルの絵に出てくるおじいちゃんがたまらなく好きで。
この間行った素敵な古本屋さんにノーマンさん(呼び方これでいいんか)のポストカードが置いてあって、テンションぶち上がって5枚も買ったよ。(これでも厳選した、、次行ったらまた買う)
5枚中4枚がおじいちゃんで、残り1枚はかっこいい少年の絵。
なんとなくこの絵を見た時にテヒョンくんが思い浮かんで、出会った!って感じがした1枚。
茶色の服に紺色のスカーフがめちゃくちゃかっこいい。足元にある缶ケースみたいなのもかっこいいし、傍に姿勢のいい犬がいて、小さい女の子の手当てをしているところに胸を打たれる。優しくて強い。
優しさという強さを持った人になりたい、っていうのもずっと思ってる。
優しくて強い、かっこよくてチャーミングなおじいちゃんを目指して、これからも精進していきたい所存!
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