暇で暇で、つらい。
暇です。仕事がないからです。
暇で暇で、つらいです。
仕事してる時は、人に気を遣ったり、ミスしないか怯えたり、単純に体力的にキツかったり、そういうことで疲れるじゃないですか。
んで、「仕事辞めてえ〜」なんて軽々しく言うわけですよ。仕事辞めればリセットできて、なんか新しい自分になれそうだし。このジメジメした職場ともオサラバできるし。みたいな。
でもみんな辞めないの。仕事。
愚痴は言うけど、大体辞めない。
賢明な判断だと思います。
ただ、私は辞めるんですよ。
だって、辞めたいから。
辞めたいなら辞めればいいのに、なんでみんな辞めないんだろ、とか思いながら。
しっかり辞めて、そして気付くわけです。
「仕事ないのってこんな怖いんだ」と。
これはぬるい地獄です。
今まさにその地獄をたーんと味わっている最中なんですけれども、これ、実は私過去にも経験してるんです。
新卒で教員になって1ヶ月もしないうちに辞めて。一応次の月からバイトは始めたけど、週3〜4日くらいで時間も短かった。
ほぼニートの心持ちで過ごした半年間。辛かったー
それでもちょっと頑張って、ついに正社員として就職が決まった!という矢先に精神科に入院。最悪だった。
精神科、まじであそこは異世界ですよ。
窓はほんのちょっとしか開かない(飛び降り防止)し、なんかひとりでずっと不気味なことを喋り続ける人もいるし、暴れたら手足縛られ閉じ込められるし…
でも今思い出すと面白かったなあとか思っちゃうのがやばい。
人は忘れる生き物なんですね。
忘れてました。すっかり。
「あの地獄から這い上がったのだから、私はもう何があっても大丈夫!」なんて熱く語っていた私をぶん殴ってやりたい。
あのね、地獄って、その只中にいる時はもうどんな言葉も響かないし、ただただ辛いという感情しか湧かないんですよ。
毎日行くべき場所があって、会える人がいて、やるべき仕事がある。
その忙しさが、本当の地獄を忘れさせてくれていたのかもしれない。
ただ、こうして忙しさによって「忘れる」ということも、怖いことだと思うんです。
だって、考えないでしょう。
忙しいと。
やることを、自分が生み出さなくても勝手に差し出されていくから。
それは、考えることを奪われているに等しいと思う。
結局、仕事があってもなくても、それぞれの地獄はあって、その中でなんとか生きようと必死になっているのが人間なのかもね。
で?何が言いたいかって?
働きてえなって話ですよ。
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