書いて自分を慰める

苦しいから、どうにかして自分の手で癒したくて書いている。自分を癒すものをあれこれ探すより、自分が必要としているものを自分で作った方が早いかと思って。でもそんなに簡単じゃない。自分が読みたいものを書く。私はどんな言葉をかけてやれば、泣くのをやめられるのだろう。わからない。
そもそも、言葉で慰められることなどたかが知れているのだろうか。言葉に頼りすぎなのだろうか。
しかし私はいつだって、言葉によって生かされてきた。絶望から這い上がらせてくれるものはいつだって誰かの言葉だった。
だから書きたい。見方を変えれば人生はなんてことないものだと、自分に言い聞かせてやりたい。生きることは大したことじゃないんだと、ちゃんとわからせてやりたい。

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