灯台


昼間の光は明るすぎて
落ち着けない
私はまた夜と親しくなってしまったみたいだ

拙い言葉を並べては
昨日と同じ今日に
虚しさを覚える

似ていると嬉しくて
味方を見つけたつもりで
私は何も持っていなくて
そりゃあ滑稽に映るだろうな

それでも生きているのは
紛れもない私で
きっとこれからも
私のまま生きていくだけ

優れることは難しくても
せめて優しく在りたいな
優れるよりも難しいかな

遠く静かに光る灯台
微かに でも確かに
見えているから
私はここで私になろう


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