2021.09.29 09:33言ってしまえ言ってしまえ 言ってしまえだいっきらいだ!って 言ってしまえきみの心は きみのものだれにも奪えないのだから言ってしまえ 言ってしまえだいすきだ!って 言ってしまえぼくの心は ぼくのものきみに打ち明けるための言葉よ
2021.09.29 05:00書いて自分を慰める苦しいから、どうにかして自分の手で癒したくて書いている。自分を癒すものをあれこれ探すより、自分が必要としているものを自分で作った方が早いかと思って。でもそんなに簡単じゃない。自分が読みたいものを書く。私はどんな言葉をかけてやれば、泣くのをやめられるのだろう。わからない。そもそも、言葉で慰められることなどたかが知れているのだろうか。言葉に頼りすぎなのだろうか。しかし私はいつだって、言葉によって生かさ...
2021.09.29 04:45ばかやろう風が吹き 葉が落ちる落ちるのは ここが星だから蟻走る こそこそと君は生きてて 楽しいですかできるだけ やさしい心で生きていたいみんな幸せでいられたならば泣きたいときは 泣いていいかな苦しいときは 逃げていいかな大切なものがあるから 辛いけどこれはぜったい 離しちゃダメだみんなばかやろう僕もばかやろうだからやさしく生きてやる
2021.09.28 08:22生きるのがヘタ生きるのがヘタだ。よく考えれば大したことじゃないよ、ということを地球が滅亡するみたいに大それた恐ろしさとして受け取ってしまう。自分に何度も言い聞かせる。「大丈夫。大したことじゃないよ」でも、つらいのだ。心がぐしゃぐしゃになって、わーわー泣いてしまいたくなる。私はこの先ひとりでちゃんと生きていけるのだろうか、としょっちゅう不安になる。何でみんなそんな平気そうに生きているのだろう。もちろん辛いこともそ...
2021.09.28 01:21世界とまた出会うために心があまり動かなくなってどれくらい経つだろう。怖くて部屋にこもってばかりいたら、心も体もカチコチになってしまった。何か美しいものを見つけようと目を凝らしてあたりを見まわしてみても、心のアンテナがすっかり古びてしまっていて何もキャッチすることができない。ああ、でも、言葉なら。ふと思いついた。言葉の音の連なり、意味の優しさ。そういうものは、変わらず好きだと思えている気がする。自分の目で何かを見て、そこ...
2021.09.26 12:47青の記憶青の記憶。あの日、あの店で見た、あの青の記憶が、私をここまで連れてきた。しかし、いつのまにか私は渇いてしまって、あの時のような美しい青を見つけられないまま多くの月日が流れてしまった。
2021.09.24 23:26言葉になる前の未だ言葉になっていない、なんらかの、しかしうつくしい何かが、からだの中でほのかに香っている。言葉にしようと力んだ瞬間から気化して失くしてしまう気がして、情けなく虚空を見つめる。いつか私にも来るだろうか。うつくしいものをうつくしいままに、言葉としてあらわせる日が。もどかしい思いを、ぎこちなく綴っていったその先に。
2021.09.20 14:03日記っていいよね。 阿久津隆さんの『読書の日記』や柿内正午さんの『プルーストを読む生活』を読んでいて、やっぱり日記はいいものだなと思った。 仕事を辞めてから1ヶ月以上が経ち、孤独を感じることがほとんど耐え難いほどに増えた。季節の変わり目はただでさえ心が不安定になるというのに、やってきたのは四季の中でも最も切なさに満ちる秋で、寂しさは増すばかり。 寂しさは本を読んだくらいじゃ無くならないけれど、多少紛らわせることはで...
2021.09.17 12:25戸惑うと笑ってしまう 素直ってどんな自然を指すのでしょうか十九時の君の静かな「おはよう」はきっと私の目を見ていない俯けば嫌いになれる君のこと 僕はいつまで目指すのだろう音のなか揺られていよう 浅いとか深いとかもういいではないか